ホームページに保守管理は必要なのか

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ホームページ制作を依頼する時、確認したい重要事項が「メンテナンス・保守管理」です。
でも、保守管理といっても値段はいくらくらいで、一体何をしてくれるのか今一つ分からない。
そもそも必要なのかと疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか?
先に結論からいうと、ほとんどの場合保守管理は必要です。
ほとんどの場合という言い方をしたのは、必要ないケースもあるからです。

必要ないケース

  • ホームページをサブスク契約していて、メンテナンスを制作側に任せている
  • 更新システム(ワードプレスなど)を導入しておらず、バックアップをとる必要がないくらい小規模
  • 月額を払ってまで保守する意味がない(赤字になる)
  • 自社に保守できる人材を確保している

こういった例外はありますが、ワードプレスを導入していてWEBで集客していくのであればメンテナンスや保守は必須となります。なぜなら、問題が発生した際に、自社だけで修復作業を行うことが難しいためです。しかもそれは「外部から攻撃を受けた」「サーバーがダウンした」など、自分ではコントロールできない要因が加わります。

ある日サイトが真っ白で何も表示されていないことに気づき、その場で慌てて制作元に連絡するも、復旧にかなりの時間と費用を要し、さらにバックアップをとっておらず、ホームページを復旧できないという事態も考えられます。
このような状況を避けるためにも、保守の範囲や内容、費用について制作会社に事前に確認しておくことが重要です。

保守管理って何をしてくれるの?

よく見られる代表的な作業内容を挙げます。

  • WEBサイトのバックアップ
  • WordPressやプラグインのバージョン更新
  • ドメインやサーバー契約の更新(※所有権が制作会社にある場合)
  • 問題発生時の対応
  • コンテンツの更新

WEBサイトのバックアップ

デザイン(テーマ)やデータベースのバックアップをとります。
これがないと、トラブル時にホームページを復旧することが難しくなります。

WordPressやプラグインのバージョン更新

ワードプレスやプラグインは、日々セキュリティやパフォーマンスを修正しています。これを最新のものにしておくことで、常に健全な状態でホームページを運用することができます。
iPhoneで例えるならiOSやアプリのアップデートに近いと思います。

ドメインやサーバー契約の更新

ドメインやサーバーの管理権限(所有権)が制作会社にある場合、その契約更新を代行してもらえます。

問題発生時の対応

トラブルが発生した時、月額を支払っていると優先して対応してもらえます。
※制作会社によりけりですので、ここも確認されることをおすすめします。

コンテンツの更新

簡単な文章や画像の差しかえ程度なら、保守の範囲内で対応してもらえるケースが多いです。
これが有る無しで維持費も変わってきますので、気になる方は制作元に確認してみてください。

相場は月1万円〜10万円

WEBサイトの規模や内容によって変わるので一概には言えませんが、大体1万円〜10万円(月額)くらいかかります。
中には1万円以下のサービスも見受けられますが、最低限のバックアップのみであるケースがほとんどです。しっかりと復旧サポートやトラブル対応をしてもらいたい場合は最低1万円以上はかかります。契約時に金額とサポート内容をしっかり確認しておきましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。
保守契約を結ぶ理由として一番大きいのは「会社の大事な資産を守る」に尽きると思います。
また、保守契約に関しては制作会社のホームページに記載がないケースも多く、ブラックボックス化しやすい傾向にあります。トラブル発生時に振り回されないためにも、契約内容を確認して分からない部分は直接聞いてみることをおすすめします。

WEB制作事務所MARUCUでは保守管理のメンテナンスプランをご用意しています。
他社で制作したホームページも引き受けております。お気軽にご相談ください。

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